相田みつを 「人間だもんより」

その時出逢いが人生を根底から変えることがあるよき出逢いを

 

この世は私が私になるところあなたがあなたになるところ

 

一番わかっているようで一番わからぬこの自分

 

やれたなかった やらなかった どっちかな

 

その時 自分ならば どうする

 

ともかく具体的に動いてごらん 具体的に動けば 具体的な答えが出るから

ぐち

ぐちをこぼしたって弱音をはいたって いいがな

人間だもの たまには涙をみせたっていいがな

いきているんだもの

いま ここにしかないわたしのいのち あなたの命


いのち いっぱいじぶんの花を

だまっているだけ

だれにだって あるんだよ ひとにはいえないくるみしが 

だれにだってあるんだよ ひとにはいえないかなしみが

ただ だまっているだけなんだよ いえばぐちになるから

 長い人生にはなあ どんなに避けようとしても どうしても通らなければならぬ道というものがあるんだよ

そんなときはその道を黙って歩くことだな 愚痴や弱音を吐かないでな 黙って歩くんだよ ただ黙って

涙なんか見せちゃだめだぜ

そしてなぁ その時なんだよ 人間としての 命の根が深くなるのは

ただいるだけで

 あなたがそこにただいるだけで その場の空気があかるくなる 

あなたがそこにただいるだけで みんなの心がやすらぐ

 

そんなあなたに わたしもなりたい

いのち あのね 自分にとって 一番大切なものは 自分のいのちなんだよ だから 

すべての他人のいのちが みんな大切なんだよ

 

しあわせは いつも自分の 心がきめる